教会の優先課題:青少年司牧と高齢者への配慮
 
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マルシリオ神父の5分間ミニ講座



【10】 免償について


最後のミニ講座になります。
免償について話があります。

おはようございます。これは私の最後のミニ講座になります。
さて、今日は免償について話をしたいと思います。免は免じる、赦すという意味です。償はつぐなうという意味です。教会の中に昔から免償は問題となっています。
教会要理の終わりのほうに免償について話があります。今年の私たちの教会の色々なことと関係があるので、それについてお話します。また、最初は少し抽象的なお話しをしますが最後は具体的なことを申し上げます。


信者に免償を与える

免償とはなんだろうか?要理によりますと免償は罪として既に赦されている事柄に対する有限の罰の解放である。教会は救いの奉仕者としてキリスト及び諸聖人のいさおしの宝を使って一定の条件のもとにキリスト信者に免償を与えるのです。さて、免償に関するこの教会の教えは、また教会の歴史における実践の理解のために、罪の二つの結果を思い出す必要があります。
大罪は私たちを神からの交わりから引き離すものです。そしてその結果は永遠の命を受けることを不可能にするのです。罪を告白すればそれは赦されます。永遠の罰、永遠の苦しみは赦されます。しかし、心から痛悔していない場合、やはり、有限の罰と苦しみが残ります。それを償わなければなりません。それは、この世で償うか、煉獄で償うかこれがやはり重なります。
さて、このような有限な罰と苦しみから解放される為にいろいろな方法があるのです。
4つの方法が挙げられます。


み旨と甘んじて
受け入れる

●1つは免償です。
最初の方法は生活に出る苦しみと試練を神様のみ旨と甘んじて受け入れます。

●もうひとつは愛徳とあわれみの業を隣人に対して尽くすこと。

●もうひとつは祈りを捧げること。

●4つ目がこの免償です。
教会が与える免償を利用するということです。
では、免償について具体的に申し上げます。免償には部分免償即ち罰が苦しみを少し削る、全免償、全部削るということです。これを受けるには望みが必要です。自分が望まなければならない、決められた条件を果たさなければならない。自分にあるいは死者に当てはめても良いようになっています。生きている人には当てはめられません。信者であること、恩恵の状態にいるというようなことです。
部分免償は1日に何回ももらっても良いが、全免償は1日に1回だけです。さて、免償の条件です。

特に全免償を受ける場合に4つの条件があります。
教会から定められた業を果たすということです。
1. 赦しの秘跡を2週間以内に受けること
2. その日にご聖体を受けること
3. 教皇の為にお祈りすること
4・ せめて主の祈りとマリア様の祈りを唱えること

全免償を得る為に罪の愛着を自分の心から取り除かなければなりません。
それを取り除かないと業をはたしても全免償を得られません。
勿論部分免償は得られますが。


前に出て聖書を朗読する。


ロザリオの祈り、
洗礼の約束を更新
すること

さて、今度は具体的なことを申し上げます。
定められた業はどういうものか、免償のついている祈りとか業とはどういうものなんだろうか?ある祈りには部分免償がついています。

●自動的に普通の条件がそろっていないとしても、それは教会の聖体訪問についています。これは小教区の教会の聖体訪問です。
●また、墓地の訪問です。
●前に出て聖書を朗読する。
●クリスマスや聖霊降臨の9日間の祈りにもついています。
●ロザリオの祈り、洗礼の約束を更新することもついています。
●あと具体的な祈りも出します。たとえば、敬謙を持って十字架の印をする。
●マリア様の祈りを唱えるか歌うかします。
●元后哀れみの母を唱えるか歌うかします。
●聖霊来てください、信仰宣言を唱える。
●聖母の連祷、信徳唱、望徳唱、愛徳唱を唱えるのもついています。


教会の50周年、3日間の
黙想会に参加する

最後に全免償ですが、そのために定められた業はいつも5つの条件が必要です。
1.2週間以内に赦しの秘跡を受け
2.その日にご聖体をうけ
3.教皇の為に祈ること
4.せめて30分聖体の前に立ってご聖体を礼拝すること、
5.もうひとつ、教会でロザリオの祈りを唱えること、これも全免償がつきます。

また、祝福された十字架の道行の絵の前で十字架の道行を行うことこれもついています。11月の死者の月の1週間に墓地を訪れることでもつきます。聖金曜日に十字架の礼拝に出ること、教会の50周年、3日間の黙想会に参加する、初聖体のミサに出ること、司祭の初ミサに参加する、教会の保護者の日、教会の献堂の日、洗礼の記念日に洗礼の約束を更新する等たくさんあります。

今日の話はパウロ6世の書簡からとりました。
これでわたしの講話は最後にしたいと思います。
また、講座の機会があればお会いしましょう。


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